マンション売却の価格を下げるなら、どれくらい?

マンションの売却をしていても、時間だけが過ぎていき、なかなか成約に結びつかないと焦りを感じる人も多いです。できるだけ早期に売却をするためには価格を下げるというのが、最も手っ取り早い方法です。そこで、効果的な価格を下げる方法についてお話ししていきます。

値下げのタイミングを間違わない

売却をする時は「少しでも高い価格で売り出したい」と思うのは当然です。今現在、住宅ローンを利用している場合には、その残債の兼ね合いも含めて売却額を決める売主も多いでしょう。

しかし、何らかの理由で買主がなかなか見つからないケースもあります。「売りだしてから数か月の間、問い合わせ自体がない場合」「内覧者はいるのに成約に結びつかない場合」など、価格を下げた方がいいのではないか・・・という状況に直面することもあります。

そこで、不動産会社の担当者から「値下げ」について打診されることもあります。確かに、価格を下げることにより売却の可能性が大きくなるのは確かです。

ただ、価格を下げたからすぐ買主が見つかるという補償もありません。「本当に価格を下げるべきか」ということを十分に検討した上で考えてみましょう。

このよう物件の場合には早期売却を目指して、上手な価格の下げ方をする必要があります。

価格を下げる時のコツとは

下げるなら10%程度が効果的!?

不動産は高い買い物ですから、10%というと相当な額にあたります。例えば2000万円の物件の10%は200万円になります。こんなに下げるものか・・・と考える人が多いですが、実は買い手の心理をついている下げ方なのです。

2000万円の物件が1950万円に値下げをされたとします。この場合には、あまり効果がないものなのです。しかし、2000万円が1800万円になると、買い手の心理は相当動きます。

端数が出たらどうする?

例えば2400万円の物件を10%下げると、2160万円です。しかし、これを敢えて2190万円にします。

この、10万円単位の部分を80万や90万にするのは、安く感じさせるコツです。身近な例ですとスーパーに行くと「1980円と2000円」「98円と100円」というような商品がありますが、これもお得に感じさせる心理作戦です。

また、2160万円を切りよく端数調整して2150万円とする方法もあります。

頭の数字でお得感を演出

みなさんは、次の物件、どちらがお得に感じるでしょうか?

『2990万円と3020万円』

「2990万円」と答える人が大多数でしょう。実際には、30万円しか差がないのですが、頭の数字が違うだけでお得感がアップします。

この効果は、インターネットの検索システムに表れます。検索時に「2000万円~3000万円」という条件で検索した場合に、上記の場合ですと差額は少しなのに、前者の2990万円の物件しか検索にひっかからないのです。

価格を下げると多くの人の目に触れる機会が増える

不動産会社で登録しているレインズを始め、インターネットで広告を出している場合には、より多くの人に検索されるタイミングがあります。

それが「更新された時」です。これは、価格だけに限らず、文章や写真など、何か修正を少しでも行った場合に「更新」になります。更新を繰り返していくと、まるで新着物件かのように思われてより多くの人に注目されます。