売れそうにない土地は相続放棄も視野に入れる

日本は、土地を所有しているだけで固定資産税が課税されます。なかなか売れない土地が更地なら土地の上に家が建っている場合の固定資産税よりかなり倍の金額が毎年、支払わないといけないのです。

更地のまま土地の固定資産税は家が建っている土地の6倍

近所に空き家が放置されているままの物件があります。近所からは「いつ崩壊するかわかない」「浮浪者が住み着く」など取りざたされています。その理由も固定資産税が支払えないからです。

土地には固定資産税と都市計画税が課税されます。家付きの土地の場合、固定資産税は1/6に軽減されているのです。

家付きの土地の固定資産税額が8万円として、更地だとその6倍の48万円。都市計画税も最大3倍の24万円が課税されます。これらの負担を回避するために、コインパーキングや賃貸物件の運営など税金対策の一つとして行っているのです。

負担が大きいなら相続放棄を!

売れそうにない土地を放置していても、固定資産税が重くのしかかるだけ!なんとか土地を処分したいときは、相続放棄を視野にいれましょう。相続放棄は亡くなった人の名義全てを放棄することです。

相続放棄とは、相続人が「自分が相続人になったことを知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に対して「相続放棄申述書」を提出し、家庭裁判所が承認がおりた場合に「相続放棄申述受理通知書」が交付されます。

相続放棄のメリットとデメリット

相続放棄は負債した財産も含む全ての財産を放棄することです。

メリット

デメリット

相続人が複数いた場合に相続人1人の独断できめることはトラブルの元になります。専門家に第三者に入ってもらって相続人同士の話し合いをしっかりと放棄について話し合ってください。

また、相続を全て放棄すると亡くなっ人=被相続人の名義の土地や家は住めなくなるので、事前の調査が必要です。相続放棄の撤回が認められる場合は以下の通りです。

上記のことを判断するのは家庭裁判所です。調査によって家庭裁判所から相続放棄の撤回が認められることもありますが、費用と時間が余計にかかってしまいます。